背中で語る?!センターベンツとサイドベンツ|優しいオーダースーツブランドcopia 大阪
最終更新: 2020年3月1日
初めてオーダーメイドでスーツを作る方は、
生地のほかにもデザインに関して選べることが意外に多く、驚かれることもあります。
それは、選択肢が多い=自分だけのオリジナルスーツが出来上がる!ということ。
それこそ、オーダーメイドの醍醐味です♪
衿の形、ポケット、ベンツ、袖口、タック・・・
ただ「違いがわからない!」というお声があるのも確か。
せっかくのオーダーメイド、選べるデザインの違いを知らないで
「どっちでもいい」「なんでもいい」とならないように、
copiaではお客様のお好みを聞かせていただきながらおススメし、お選びいただきます。
まずはベンツ。
ベンツとは、後ろ身頃の裾に入っている切込みのこと。
着やすく動きやすくするために入っています。

・<センターベンツ>後ろ中心に切り込みが入っている。
・<サイドベンツ>後ろ身頃左右に切込みが入っている。
<センターベンツ>はその昔、馬に乗ったときに動きやすくするために切り込みを入れたのが始まりと言われています。
<サイドベンツ>はルーツが水兵さんのピーコートから来ているという説があります。
ピーコートはサイドに切り込みが入っていて、腰に提げた剣の抜き差しに便利なので、そのままスーツにも採用されたようです。

「こんな由来があるんだ~」って知っても、
「じゃあどっちを選べばいいんだ?」という迷いは解決されませんよね。
一般的な着丈(お尻が隠れるくらい)で作る場合、
最近ではサイドベンツがおススメです。
サイドにベンツがあると、足が長く見えること、
そして、上品な印象もアップしてくれます。
また、
ウエストを絞ったシルエットにされる方や、
野球などのスポーツをされていて、腰周りがしっかりされている方も、
センターベンツだと生地がめくれ上がりやすくなりますので
サイドベンツをおススメします。
ただし、お尻が隠れていないとその魅力は半減するのでご注意を!
若い方が好まれる傾向にある
着丈を短めに設定される方は、センターベンツがおススメです。
とはいえ、
サイドベンツでも、センターベンツでも、
最初から開いた状態であれば、見た目にも窮屈さを感じ、
裾周りの寸法が体型に合っていないのはあきらか。
自分では見えない後姿、
周りの人の目にはしっかり入っていますよ♪
copiaのオーダーメイドは
お客様のおしゃれ思考に寄り添い、
すべてにおいてお洒落を大切にするライフスタイルをご提案いたします♪
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